「速読」とか「引き寄せの法則」とか

先日、文章がうまくなりたいなら、

読書は不可欠、という話をしました。

人より飛び抜けて、文章が上手くなりたいですか?


私は、本を読み始めると

その日のうちに読み終えてしまうことが多いです。


一日に何冊か読むこともあります。

さらっと読めるようなものに限りますけど。


ある日気がついたのですが、

私はどうも、読む速度がだいぶ早いようなのです。


あまり人前で本読む機会は

なかったのですが、


近年、スマホやタブレットが流行しているせいで、

人前で文章を読む機会が増えてきました。


「これ、読んでみて」といわれ、

タブレットを手に取り、さらさら読みながら

ページをどんどん流していると、

どうやらその速度が、ずいぶん早く見えるようなのです。


「読むのめちゃくちゃ早いね〜、全部読めてるの?」と、

何人もに言われるうちに、

私は文章を読むのが早いんだ、と自覚しました。


その速さでも、読めているのです。

内容は、ほぼわかっているのです。


何が言いたいのか、その骨子を理解している

と言った方がいいでしょうか。


そういえば、仕事で大量の資料を読み込むのも

得意な方でした。


「どうやって読んでいるの?」と聞かれても、

「ざっと流し読み」としか答えられなかったのですが、

ある時、こんなニュースを発見しました。


「読書中に文章を読み上げる声が頭の中で聞こえるかどうか」の調査には、英語圏最大のQ&Aサイト「Yahoo Answers」に投稿された質問が利用されました。
調査を行ったニューヨーク大学のRuvanee Vilhaue氏によれば、Yahoo Answersには読書中に聞こえる声についての質問が2006年から2014年の間に24件投稿されていて、合計で136の回答が寄せられていたとのこと。
 Vilhaue氏がすべての質問と回答を分析したところ、82.5%のユーザーが「読書中に内なる声が聞こえる」と主張していることが判明しました。
10.6%のユーザーは「内なる声は聞こえない」と反論していて、声が聞こえると回答したユーザーのうち13%は、本の内容にどれだけ興味を持っているかなどの要因によって声が聞こえる時と聞こえない時があると回答していたそうです。  (2016年2月25日  Gogazin)


要約すると、

本を読んでいる時に

頭の中に「声」が聞こえる人と、聞こえない人がいる。

というニュースです。


あれ? と思いました。

私は文章を読んでいるときに

頭の中に「声」が聞こえているだろうか、

と考えたんです。


ためしに、近くにあった本を読んでみると、

じっくり読んでいるときには、

頭の中に「声」が聞こえているのですが、


普段、さらさらさらさらっと読んでいるときには

声など聞こえないのです。


つまり、じっくり読んでいるときには、

声には出していないけれど、

まるで音読しているかのように呼んでいるのですが、


スピーディーに読んでいるときには、

頭の中の「声」は聞こえていませんでした。


正確に言うと、速読時にも

最初は「声」が聞こえているのですが、


すぐに「スピードについていけない」

とでも言うように

聞こえなくなってしまいます。


そして、意識してみると、

ひらがなの部分をすっ飛ばして、

漢字を拾い追うように読んでいました。


もっと言えば、

必ず見るのが、小見出し、あれば太字、

(ほとんど目次ですね)。


それから、

固有名詞、数字、表、グラフ、

をザーッと追っています。


それに伴って、

その周辺のひらがなはくっついて

なんとなく視界に入って見えている。

見えているものは、意味が頭に入ってくる。


気になる単語や解説が出て来たら、

そのあたりはじっくり読み、


また、次のパラグラフに移って、

固有名詞、数字、絵、表、グラフ、

をザーッと。


言葉で説明するのは難しいですが、

会話している時のような感じです。


ややぼんやり聞こえている音は、

前後から推測で補いながら補正して

意味を把握して、進んでいる。

そういうイメージ。


同じようにしてくださいね、

とは言えないのですが、


本を一字一句、全部、読む必要はない。

ザザザザーッと目を通しながら、

あ、ここは!

と思うものを見つけたら、じっくり読む。


それでも、十分にエッセンスが得られると思います。


「あ、ここは!」

と思うものは、あなたが興味のあるところです。

それは、ザーッと流していても光って見えますから。


これは、人の脳の仕組みと関係しますが、

RAS(脳幹網様体賦活系)が、その人に必要なものを

ピンポイントで、見せてくれるからですね。


人の脳は、膨大なビッグデータを処理しきれませんから、

重要なものだけを取得しようとする機能を

持っているのですね。


「重要なもの」というのは何かと言うと

その人にとって、印象強く記憶していること、

特に、

何度も何度も見たり聞いたり考えたりしていること。

脳が馴染みのある記憶と結びつくもの。


ですから、常日頃から、

何を考えて、何を見て、何を聞いて

生きていくのかと言うことは、

とても大切なことだなーと思います。


あなたの目の前にやってくる運命は、

常日頃考えていること。


他の人と同じ場所に立っていても、

RAS(脳幹網様体賦活系)が、

選別して、あなたに合った運命を見せてくれる。


私は、それが俗に言う、

「引き寄せの法則」だと思っています。


話が、大胆にそれましたが、(笑)

ま、とにかく、


本は一字一句「正確に読むため」
にあるのではなく、

私たちの「血肉にするため」に
読むのだから、


わがままに、好き勝手に
パラパラーッと流し読みして、

好きなところだけをじっくり読んでも、
良いのだよ。


今日は、それが言いたいことでした。


どんな本でも速読することが

良いことだとは思いません。


じっくり読んだほうが良い、とっておきの良書も

もちろんあるでしょう。

小説なんかは、飛ばし読みできませんしね。


ですが、より多くの本を読み、

ざっくりとでも、幅広く(あるいは専門的に深く)

多くの知識をつけようと思うなら、

速読は、有効な方法だと思います。


でも、実は、読み始める前にやる
いくつかの儀式が、速く読む秘訣だったりします。

次回は、その話を書きたいと思います。


次回につづく


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 「人より飛び抜けて、文章が上手くなりたいですか?

ライティング・コンサルタントの視点から

杉浦由佳  ライティング・コンサルタント。コピーライターとして独立して15年。書くための発想法、訴求力のある文章術などを中心に、仕事現場や日常のことなど、とりとめなく書いています。トレンド誌やビジネス誌のコラム広告のほか、企業のプロモーション支援・ブランディングに携わる一方、元ITエンジニアの杵柄で「情報セキュリティ」の連載記事なども執筆。「稼げるライターのためのライティング講座」 講師。

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