「日本品質」にまつわる嘘のような本当の話

最初のお話はフィクションです。


ロシアの工場  VS  日本の工場

アメリカのある自動車会社が、

ロシアと日本の部品工場に以下のような仕事の発注をした。

「不良品は1000個につき一つとすること」


数日後、ロシアの工場からメールが届いた。

「不良品を1000個に一つというのは、大変困難な条件です。期日にどうしても間に合いません。納期の延長をお願いします。」


数日後、日本の工場からもメールが届いた。それにはこう書かれていた。

「期日に向けて作業は順調に進んでおります。ただ、不良品の設計図が届いておりません。」

(世界の日本人ジョーク集 早坂 隆)


これはジョークですが、

本当に、こういうことがあっても

おかしくないと思うほどに、

日本品質というのは、あらゆる製品において、

こだわりがすごいです。


昨日の取材で、インタビューのお相手が

368人目になりましたが、

(と、さりげなくアピール。(^^))

これまで、さまざまな製造、開発、研究に携わる

プロフェッショナルな方々にお話を伺い、

感じていることは、


聞けば聞くほど、
日本製品のこだわりは、
本当にすごい。

冷蔵庫がビタミンCを噴射する

例えば、冷蔵庫のチルドルームに、
サラダやお刺身をそのまま新鮮に保存するために、

チルドルームが自動でビタミンCを噴射したり、、


ラップいらずのチルド室でした。

これは、数年前の製品です。

その後、真空になるチルドルームも出ました。


冷蔵庫に限らず、洗濯乾燥機、オーブンレンジ、

炊飯器、掃除機・・・家電はあらゆるものにおいて、

日本家電だけが異常とも思える機能を持っていて、

ガラパゴス化している

といわれています。


ノートパソコンを火で炙る、耐久テスト

私は、主で使うノートパソコンは、

心して日本工場で作ったものを選んできました。

(保険用の2台めは価格重視で選んでいますが・・)


メインで使っているパソコンは、ThinkPad。

メーカーはレノボですが、昔から変わらずThinkPadは、

日本の工場で生産しています。

ちなみに山形県米沢市の工場ね。


以前使っていたのはレッツノート。

あれだけの軽い筐体で、非常に頑強にできています。

今ほしいのはVaioZです。

価格的に手が出ないけど、かなりのこだわりようです。

もちろんどちらも日本で作っています。


蓋の開け閉めの感覚を最も心地よくするためだけに、

特殊な技術を使って、

何十回も試作機を作り直したり、


耐久性を高めるために、

ノートPCに1トンの重力衝撃をかけたり、

はたまた火で炙ったり、

コーヒーをぶっかけてみたり


もちろん、軽く小さく性能良くするために、

心臓部の基盤の中は、かなりの工夫がしてあります。


余談ですが、製品説明の席で

ノートPCを頭上から
落として見せてくださったり、

ということも。


心臓に悪いから、やめてーーー! 


よく、「パソコンはあたりはずれがある」と言いますが、
日本製のパソコンにそれは、あまりないと思います。
ゼロではないですが、割合は圧倒的に少ない。


米国本社が作成したツールだって、

日本の社員はガマンなりません

某有名なソフトウェア会社では、

社内ツールのパソコンソフトですら、

アメリカ本社が制作したものには、

日本の社員はブーイングの嵐でした。


外国人には、きっと、こうした日本人の感覚は、

尋常じゃないと見えるでしょうね。


アメリカ人の感覚と日本人の感覚

もうひとつ、なるほどなーと思った話。


日本企業が、ある製品を米国企業に発注したときの話。

木箱に梱包したものが米国から届いた。

中に、なんの部品でもない余分な木材が入っていた。


なんだ、なんだ、これは

と大騒ぎになり、日本人の担当者が

アメリカの担当者に電話したところ、


「そうですか、じゃあ捨てておいてください」

なんでそんなことをわざわざ電話してくるのか? 

というような態度だったそう。


なんだか、どちらの気持ちも、

少しづつわかるなぁ。

ライティング・コンサルタントの視点から

杉浦由佳  ライティング・コンサルタント。コピーライターとして独立して15年。書くための発想法、訴求力のある文章術などを中心に、仕事現場や日常のことなど、とりとめなく書いています。トレンド誌やビジネス誌のコラム広告のほか、企業のプロモーション支援・ブランディングに携わる一方、元ITエンジニアの杵柄で「情報セキュリティ」の連載記事なども執筆。「稼げるライターのためのライティング講座」 講師。

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