子どもの写真をSNSに投稿することの危険性

こんにちは杉浦由佳です。

今日はライティングとはまったく無関係な話ですが、
私の専門性ともかかわりがあるのでお話ししたいと思います。

これは、一度は投稿したいと思いつつ、
楽しそうな人たちに水をさすようで、躊躇していたことです。


私は情報セキュリティの連載記事をかれこれ10年近く書いています。
情報セキュリティ製品のトレーニング教材も製作しています。
ですから、その世界の情報には明るい方です。

この記事には、友達限定で投稿した写真から、
本人の住所や名前まで特定されてしまう恐ろしさが書かれています。

(ダイヤモンド オンラインより)


友達限定で投稿している子供の写真が、
公のネットに公開されておかしなことに使われている・・・

このようなことは、頻繁に普通に起こっています。  


 児童の写真がロリコンのコレクションになっていたり、
女性の写真が変に加工されていかがわしい広告に使われていたり。

 写真の人物がどの辺りに住んでいるかも容易に特定されてしまっています。


YoutubeやSNSから、見ず知らずの人に
ストーカーされてしまうような被害も出ています。
  


ですから、私は娘の写真をSNSには投稿していません。

 本人の意思を確認するすべもない年齢の頃はもちろんですし、
未成年ならその是非の判断もつかないでしょう。
年頃の娘なら心配もあります。


大人になってから、自分の幼少期の写真が
ネット上にあることを嫌がるかもしれません。

そうなると、本人が自分でアップしたなら仕方ないですが、
親や周囲が投稿したとなると、納得いきませんよね。
 

インターネット上で出してしまうと、
どこでコピーされていても不思議ではない。

自分が消しても、どこかに存在する可能性がある。


消したくてももう消せないのです。   
それが「デジタルタトゥー」と言われるゆえんです。   


もしも知らずに投稿していたなら一考の価値ありかもしれません。

ライティング・コンサルタントの視点から

杉浦由佳  ライティング・コンサルタント。コピーライターとして独立して15年。書くための発想法、訴求力のある文章術などを中心に、仕事現場や日常のことなど、とりとめなく書いています。トレンド誌やビジネス誌のコラム広告のほか、企業のプロモーション支援・ブランディングに携わる一方、元ITエンジニアの杵柄で「情報セキュリティ」の連載記事なども執筆。「稼げるライターのためのライティング講座」 講師。

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