雪の舞う日に、窓の施工をお願いし、
ベランダで作業してくださっている方に、
せめてもの気持で、南国のコーヒーを、と。
今日のチョイスは、「コスタリカ」。
浅煎りの豆をひいた香りが、なんとも芳ばしい。
このコーヒーの香り、
焙煎豆・粉の香りは 「フレグランス」、
抽出したコーヒー液の香りを 「アロマ」、
コーヒー液を口に含んだときの香りを「フレーバー」
と使い分けている文献もあるとか。
コーヒーの香りと書いてしまったら、
どの香りを指しているのかわからないから、
そう呼び分けたのでしょうね。
日本語にも、同じようなことだけれど、
微妙なニュアンスの違いをもつ言葉がたくさんある。
仕事がら、もっと違う表現はないかと、
類語辞典をひいてみたりもするのですが、
そこで、うまい言葉が見つかることは、
実は私はまれですね。
まったく違うものからヒントを得て、
異なる言い回し、アプローチを思いつくことが多いです。
いずれにしても、言葉の蓄えは、多ければ多いほどいい。
私たちは、それを繊細に使い分けて、
似ているものを、微妙なニュアンスで表現し分けます。
気持や情景を、より上手に伝えるために。
0コメント