書くことの効用ってあるんですよ。
ネガティブな考えをぐるぐると反芻すること、
ありますよね?
腹立たしいことだったり、悲しいことだったり、
誰しもネガティブな強い感情を抱えたときは、
その思いを頭の中で、何度も何度も繰り返し
同じことをぐるぐると反芻してしまう。
あれは、とてもつらいですよね。
忘れたいのに、考えたくないのに、考えてしまう。
考えないようにしよう、と思えば思うほど。
私は中学1年生の頃から日記を書いています。
いまだにね。
これ、すばらしい効用があって。
思いを反芻して苦しいとき、
他の誰も読まない日記に、その思いを書き出すのです。
思いのたけを吐き出すと言った方がいいかも。
そうすると、頭の中で起こっていた感情が、
繰り返しふりだしに戻って巡っていた感情が、
解決に向かおうとします。
一度書いたことは、繰り返さないのですよ。
「書く」のは「思う」よりも、労力の負荷が高いから、
一度きりで、次へ進むのでしょうかね。
とにかく、建設的な方向へ、
解決に向かおうとします。
書きながら、どんどん考察が進み、
ロジカルに答えを出そうとします。
そして、逡巡していた無益な感情は、
漏斗で流し落とすように「結論」へと
まっすぐに雪崩れ込みます。
一旦、結論が出てしまうと、
もう頭の中を巡ることはなくなります。
しばらくして、元に戻ることはあります。
そうしたら、また書けばいいのです、そのときは。
この方法で私は、何度となく、
気持ちを楽にしてきました。
人生はそんなに長くないのだから、
ネガティブな逡巡には、
早めに決着をつけて、穏やかに眠りたいものです。
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