文章をすらすら短時間で書く方法

話すのは得意だが、書くのが苦手という人はとても多いですね。

(私は逆ですが・・)


・饒舌に説明できるのに、文章になると、急に固まってしまって手が動かない。

・アイデアはあるのに、いざ書きはじめると、メルマガ程度の文章量でも、書き終わるまでに2時間くらいかかってしまう。


そんな人も少なくないようです。

話せるのに書けないという人は、次の順で書いてみてください。

書くスピードが驚くほど早くなると思います。


1) 何を書くのか決める

主なアイデア(テーマ)を決めます。


2) 構成を決める

要素を目次のように書き出します。


3)話すように書いてみる

構成を見ながら、誰かに話して説明しているつもりで、どんどん書く。


つまり、頭に思いついたことを、言葉の適切さとか、文章の美しさとか、構成など一切気にせずに、ただただ話すように書く。文法も気にしない。思い出せない資料の名前や年代なども後回しにして、最後まで書ききります。


4)編集する

3で書ききった内容に対して、ここで初めて、構成、言葉の適切さ、文法の正しさ、アイデアの表現力、資料の所在や日付や量などを調べて追加します。


これで完成です。

筆が重い人というのは、最初の数行を何度も行ったり来たりするから進まないのです。


とにかく、つたない文章でいいから最後まで書ききってから、全体を整えます。

慣れるまでは、途中で戻って直したくなるかもしれませんが、ぐっと我慢して。

かなり早くなると思います。


さて、このメルマガ、その方法で、7分で書いて4分で修正し11分で完成させました。

うーん、予定より1分もオーバーしてしまいました。私もまだまだ修行が足りません。


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ライティング・コンサルタントの視点から

杉浦由佳  ライティング・コンサルタント。コピーライターとして独立して15年。書くための発想法、訴求力のある文章術などを中心に、仕事現場や日常のことなど、とりとめなく書いています。トレンド誌やビジネス誌のコラム広告のほか、企業のプロモーション支援・ブランディングに携わる一方、元ITエンジニアの杵柄で「情報セキュリティ」の連載記事なども執筆。「稼げるライターのためのライティング講座」 講師。

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