文章を書くよりも、もっと時間をかけて準備することは?

いくつかありますが、そのうちの一つが、

 「リサーチ」 です。


コピーライティングって、

空からひらめきが降ってくるようなイメージを

持たれているのかな、

と思うことがままあるのですが、


私は、この仕事は、もっと泥臭いものだと

思っています。


今日は、某企業のブランディングコピーを

ひとつ書いたのですが、


取材に数時間、資料の読み込みに数時間、

そして、リサーチに丸1日くらいかけました。


海外の情報が欲しかったので、

アメリカ、イギリス、アルゼンチン、グアムにいる

友人に連絡をとって

ヒアリングしたりも。


書く時間は、1~2時間くらい。

500文字くらいです。

これは、構成や表現力を揉む時間。


書く前に、それを知るということ。

そのために、リサーチは欠かせません。


文章表現力はもちろん必要ですが、

それだけでは、

表面的にかっこいいだけの

うわっ滑りのコピーになってしまう。


イメージ戦略は、

ステキな衣を上に着せてあげる

ことではなくて


本質的に内包している魅力を

最大限引き出して

それを効果的に見せてあげること


特にブランディングでは、

それが大事なのだと、

ご一緒させてもらっている

ブランディングの専門家の方から

仕事を通じて学んでいます。


ライティング・コンサルタントの視点から

杉浦由佳  ライティング・コンサルタント。コピーライターとして独立して15年。書くための発想法、訴求力のある文章術などを中心に、仕事現場や日常のことなど、とりとめなく書いています。トレンド誌やビジネス誌のコラム広告のほか、企業のプロモーション支援・ブランディングに携わる一方、元ITエンジニアの杵柄で「情報セキュリティ」の連載記事なども執筆。「稼げるライターのためのライティング講座」 講師。

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