インタビュー記事は「テープ起こし」してから書くきょうは、「テープ起こし」の話。あるとき気がついた。取材はメモだけじゃなくて、録音音声をテープおこしすべきってこと。私は、インタビュー取材しながらメモをとって、そのメモをもとに記事を書いていくスタイルでした。録音もしますが、それは、どうしても記憶が曖昧なところだけを聞く保険のようなものでした。「自分でテープ起こししてから、原稿作成に入る」と言っているライターさんもいましたが、一般に、10分のデータを起こすのに1時間かかると言われるテープ起こし。1時間取材をしたら、そのままのテキストを起こすだけで、6時間!?〆切に間に合いません。だいたい常に同時進行で10本くらいかかえているので、取材とテープ起こしだけで、タイムアウトです。なので、メ...17Feb2016書く前の準備ライターの業界
文章を書くよりも、もっと時間をかけて準備することは?いくつかありますが、そのうちの一つが、 「リサーチ」 です。コピーライティングって、空からひらめきが降ってくるようなイメージを持たれているのかな、と思うことがままあるのですが、私は、この仕事は、もっと泥臭いものだと思っています。今日は、某企業のブランディングコピーをひとつ書いたのですが、取材に数時間、資料の読み込みに数時間、そして、リサーチに丸1日くらいかけました。海外の情報が欲しかったので、アメリカ、イギリス、アルゼンチン、グアムにいる友人に連絡をとってヒアリングしたりも。書く時間は、1~2時間くらい。500文字くらいです。これは、構成や表現力を揉む時間。書く前に、それを知るということ。そのために、リサーチは欠かせません。文章表現...06Feb2016ブランディング書く前の準備コンセプトを定義するライターの業界文章の書き方