ネガティヴな反芻がつらいときは、書けば抜け出せる書くことの効用ってあるんですよ。ネガティブな考えをぐるぐると反芻すること、ありますよね?腹立たしいことだったり、悲しいことだったり、誰しもネガティブな強い感情を抱えたときは、その思いを頭の中で、何度も何度も繰り返し同じことをぐるぐると反芻してしまう。あれは、とてもつらいですよね。忘れたいのに、考えたくないのに、考えてしまう。考えないようにしよう、と思えば思うほど。私は中学1年生の頃から日記を書いています。いまだにね。これ、すばらしい効用があって。思いを反芻して苦しいとき、他の誰も読まない日記に、その思いを書き出すのです。思いのたけを吐き出すと言った方がいいかも。そうすると、頭の中で起こっていた感情が、繰り返しふりだしに戻って巡ってい...21Feb2016
なぜ、その言葉に感動してしまうのか今朝、見つけた、化粧品ブランドSKⅡのCM動画です。この中で、美容家の神埼恵さんが語っています。その後半のセリフがとても印象に残ったのでご紹介します。前半のセリフが後半に活きてくるので、できれば、動画を見てから読んでいただきたいのですが。--------------------------------------------------私の中でのキレイは、外見を美しくすることではなく自分の生き方を美しくすること。自分が自分をキレイだと思える、そこから生まれる力、勇気が湧いてくる。運命は決められたくない、他人に。成功するのも、失敗するのも、自分のせいにしたい。--------------------------------------...19Feb2016コピーライティング
インタビュー記事は「テープ起こし」してから書くきょうは、「テープ起こし」の話。あるとき気がついた。取材はメモだけじゃなくて、録音音声をテープおこしすべきってこと。私は、インタビュー取材しながらメモをとって、そのメモをもとに記事を書いていくスタイルでした。録音もしますが、それは、どうしても記憶が曖昧なところだけを聞く保険のようなものでした。「自分でテープ起こししてから、原稿作成に入る」と言っているライターさんもいましたが、一般に、10分のデータを起こすのに1時間かかると言われるテープ起こし。1時間取材をしたら、そのままのテキストを起こすだけで、6時間!?〆切に間に合いません。だいたい常に同時進行で10本くらいかかえているので、取材とテープ起こしだけで、タイムアウトです。なので、メ...17Feb2016書く前の準備ライターの業界
文章を書くよりも、もっと時間をかけて準備することは?いくつかありますが、そのうちの一つが、 「リサーチ」 です。コピーライティングって、空からひらめきが降ってくるようなイメージを持たれているのかな、と思うことがままあるのですが、私は、この仕事は、もっと泥臭いものだと思っています。今日は、某企業のブランディングコピーをひとつ書いたのですが、取材に数時間、資料の読み込みに数時間、そして、リサーチに丸1日くらいかけました。海外の情報が欲しかったので、アメリカ、イギリス、アルゼンチン、グアムにいる友人に連絡をとってヒアリングしたりも。書く時間は、1~2時間くらい。500文字くらいです。これは、構成や表現力を揉む時間。書く前に、それを知るということ。そのために、リサーチは欠かせません。文章表現...06Feb2016ブランディング書く前の準備コンセプトを定義するライターの業界文章の書き方